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ノウハウ

なぜ結婚式の「持ち込み料」はあんなに高いのか?業界の裏側と、私たちが「持ち込み自由・適正価格」を貫く理由

大久保 雄治
2025.05.21
読了5分

「お気に入りのウェディングドレスを見つけたけれど、会場への持ち込み料がかかると言われた」 「ペーパーアイテムを自作したいだけなのに、なぜか持ち込み料がかかる……」

結婚式の準備を始めた多くの新郎新婦様が、一度は直面する「持ち込み料」という高い壁。 「どうして自分たちで用意するものに、わざわざお金を払わなければいけないの?」と、納得いかない気持ちになるのは当然のことだと思います。

ウエディング業界に長年身を置く私たちから見ても、正直「いくら何でもこのアイテムに持ち込み料を取るのはどうなんだろう……」と疑問に思うシーンは多々あります。

しかし、なぜ結婚式場は「持ち込み料」を設定しているのでしょうか? そこには、単なる「式場の利益」だけではない、業界のリアルな裏側と「責任の重さ」が隠されています。

今回は、持ち込み料が発生する本当の理由を紐解きながら、私たちヒトカラウェディングがなぜ「持ち込み自由」で「誠実な適正価格」の結婚式を創ることができるのか、その秘密をお話しします。


1. 持ち込み料の正体は「保管・管理の責任代」と「人件費」

式場が持ち込み料をいただく大きな理由の一つに、「スタッフの人件費」と「徹底した管理・保管の手間」があります。

ドレスを持ち込んだら、誰が保管するのか?

例えば、新婦様がこだわり抜いて選んだ大切なウェディングドレスを会場に持ち込んだとします。

式場の裏側では、ただドレスをハンガーに掛けて置いておけばいいわけではありません。数日前に会場に届いた瞬間から、シミや破れがないかの検品、そして当日まで他のドレスと混ざらないよう、細心の注意を払って保管します。

もし、このお預かりしている期間にドレスに傷がついたり、汚れたりしたら、式場側は取り返しのつかない責任を負うことになります。大きな結婚式場であればあるほど、毎週末に何十組もの結婚式が並行して行われます。その大量のドレスやタキシード、小物を一切のミスなく管理するための「リスク管理費」や「人件費」が、ドレスの持ち込み料(5万〜10万円など)に含まれているのです。

多くの式場では、これをプランナーが行います。
持込自由な会場は簡単にいうとプランナーがサービス残業をして、管理をしているんです。

引出物を確認してセットする「見えない手間」

引出物や引菓子をネット通販などで安く購入して持ち込む場合も同様です。 注文した数と種類がすべて合っているか、段ボールを開けて一つひとつ検品し、ゲストの席札に合わせて「この席にはこの引出物」と間違えずにセットする作業は、すべて人の手で行われます。

式場の提携ショップであれば、式場のスタッフが責任を持って納品・検品・配置までをシームレスに行うため、その分も含めて費用を頂いています。しかし、新郎新婦様が個別に持ち込まれる場合、式場スタッフがそのすべてを確認しなければなりません。この「見えない手間」に対する対価が、引出物の持ち込み料(1個あたり300円〜500円など)の正体です。


2. 業界人が語る、カメラマンやクリエイターの「持ち込みリスク」

「形のあるモノ」だけでなく、カメラマンやヘアメイク、司会者といった「クリエイター(人)」の持ち込みにも、式場は高い制限(持ち込み料)をかけることが多いです。これには、結婚式のクオリティを守るための非常に現実的な理由があります。

ウエディング業界の「カメラマンあるある」として、実際にこんなトラブルが後を絶ちません。

【本当にあるクリエイターの持ち込みトラブル】
新郎新婦様が「格安の出張カメラマン」や「写真が得意な友人」を手配したものの、そのカメラマンが“結婚式(ブライダル)の撮影経験がほとんどない人”だった場合。

結婚式は、一瞬の隙も許されない「LIVE」です。入場、指輪交換、ケーキ入刀、涙の謝辞……。すべての儀式がやり直しのきかない一発勝負で進みます。 ブライダルの動きを知らないカメラマンは、「次に新郎新婦がどこを歩くか」「どこから撮れば一番綺麗か」が分かりません。その結果、ベストポジションに割り込みすぎて進行を妨げたり、最悪の場合、ゲストの視線を完全に遮ってしまい、大切なゲストに大迷惑をかけてしまうことがあるのです。

写真のカメラマンは得意分野が分かれているので、建物を撮るのが得意な方、料理を撮るのが得意な方がいるので、注意してください。
結婚式は当日の流れが分かっていないと素敵な写真は撮れません。

ヘアメイクや司会者も同じです。式場のキャプテン(進行責任者)や音響スタッフとの「あうんの呼吸」が取れないクリエイターが一人でも入ると、結婚式のタイムスケジュールは一気に崩壊します。

ヘアメイクさんでのあるあるは、ヘアメイクはできるけど、ドレスは着せれない、アテンドができない・・・など、きちんと確認しておかないとトラブルの元です。

司会者はアナウンサーの方とか、芸人の方とかがやる場合もありますが、司会者が盛り上げすぎて延長してしまい、延長料がかかったなども良くある話です。
また結婚式は繋ぎのコメントが大事なので、アドリブが上手でないと変な間が産まれてしまいます。

このような失敗の歴史もあるため、式場側が「提携のクリエイターを使ってほしい(さもなければ高い持ち込み料をもらう)」と言うのは、売り上げが下がるためだけではなく、「当日の進行をスムーズに進め、結婚式のクオリティを保証するため」という、防衛策でもあるのです。


3. 私たちが「持ち込み自由」にできるのは、お互いを信頼し合える『チーム』だから

ここまで読んでいただくと、 「じゃあ、やっぱり持ち込み料がかかるのは仕方のないことなんだ……」 と思われるかもしれません。

個人的な意見ですが、納得いかない持ち込み料を撲滅したいと思っています。
例えば、提携のドレスショップが少ないのにドレスの持ち込みNGにしていたり、郵送の引出物でスタッフに手間暇を与えないのに、持ち込み料をいただいたりは絶対にしません。

またどうしても知り合いにお願いしたい、このクリエイターさんにお願いしたい!
という方もいらっしゃると思います。その想いを尊重したいと思っています。

そういった理由で、私たちヒトカラウェディングは、持ち込み料を一切いただきません。
完全無料、自由です。

なぜ、先ほど挙げたような「管理のリスク」や「クリエイターのトラブル」をクリアして、持ち込み自由を実現できているのか。

理由はとてもシンプルです。 私たちは、新郎新婦様、そして関わるすべてのクリエイターと、全員でひとつの「チームワーク」を何よりも大事にしているからです。

ヒトカラウェディングには、決まったハコ(式場)がありません。 その代わり、私たちが自信を持って「この人ならおふたりの理想を最高のカタチにしてくれる」と提案できる、プロフェッショナルな仲間たちが集まっています。

プランナー、カメラマン、ヘアメイク、ドレスショップ、そしてMC。 全員が事前に新郎新婦様と顔を合わせ、おふたりの想いやこだわり、結婚式のテーマを深く共有した上で当日を迎えます。

最高のクリエイターが揃っていることを自負しております。
持込=予算を抑えることはオススメしません。
一度クリエイターの話を聞いてください!

「当日初めまして」のクリエイターは一人もいません。全員がお互いの手の内を知り尽くし、リスペクトし合っている最強のチームだからこそ、現場での不調和やトラブルが起きないのです。お互いを信頼しているからこそ、無駄なリスク管理費(=持ち込み料)を新郎新婦様に請求する必要がありません。


4. こだわる部分にはこだわって、削れる部分は賢く削る。それが本当の「適正価格」

結婚式の準備を進める中で、ペーパーアイテム(招待状や席札)の持ち込み料まで一律で取られてしまうような、どうしても納得のいかないルールに直面することがあるかもしれません。

私たちは、そんな理不尽な「業界の当たり前」で新郎新婦様を振り回したくありません。

結婚式は、おふたりの大好きな人たちを招く、一生に一度の大切な場所です。だからこそ、 「ここは絶対に妥協したくないから、プロにお願いしてこだわり抜く!」 「ここは自分たちで手作りして、予算を賢く抑える!」 という、メリハリがあって納得のいく選択ができるべきだと考えています。

土台となるおふたりの歩みや想いを丁寧に汲み取り、自由で誠実な結婚式を、私たちはチーム一丸となって一緒に創っていきたいのです。

「何から始めればいいか分からない」 「私たちらしい自由な結婚式って、どうやって叶えるの?」

そんな疑問や不安があれば、ぜひ私たちヒトカラウェディングにご相談ください。 最初のステップから、どこまでも誠実に、嘘のない「適正価格」で、おふたりの味方として伴走することをお約束します。

まずはLINEから、あなたのワクワクする理想をお気軽に聞かせてくださいね。
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